初体験なカレ



「水宮さんに何してるんだ!」


丸井さんは男に
殴りかかった。



男はすぐさま逃げて
見えなくなっていた。








「…大丈夫……?」


そう言った時には
いつもの優しい丸井さん。



『…な、なんでここに?』

「河原さんが水宮さんが
余りにも遅いから
何かあったら大変だし
ちょっと見てきてって。」

『そうだったんだ…』

「でも見つかって良かった。」


丸井さんはあたしを起こし
シャツの前を直してくれた。



『…うぅっ……』


助かって良かった。
そう思ったら涙が出た。



「…大丈夫だから……」


丸井さんはあたしの頭を
ギュッと寄せてくれた。