千紗side


「あ、そういえば
呼び方水宮さんでいいかな?」

『はい、もちろん。
あたしも丸井さんで
いいですか…?』

「いいよ。」



こうして徐々に
仲を深めて行きながらも
なんとかその日のシフトの内に
レジをマスターして
初めてのバイトを終えた。