はちみつ恋愛←

「ねえ、隼人。何で愛羅とか森井さんが来んの?」

カンナちゃんが怒ったような口調で言う。

「ん?あぁ桐谷さんも来るよ?ダメだった?」


…きっと石上くんは鈍感だ。
カンナちゃんの気持ち、分かんないみたい。

ついにその鈍感さにカンナちゃんがしびれをきらした。

「ねえ!隼人はさ、カンナの気持ち分かってんでしょ?
もう気付いてないふりならやめてよ!」

カンナちゃんはそう言って教室を出て行った。

「悪いのは隼人じゃないからね。カンナだって
悔しかったと思うし。
隼人が好きなのは自分じゃないって分かってるから余計に。」


優しく声をかけたのは話した事の無い子。

櫻井美玲ちゃん。
とても可愛い子だ。


「ね!優佳行こうよ☆」

愛羅が私を誘う。

でもあんな光景を見てしまった以上、行くことはできない。

「ごめん、やっぱ今日行かない。
また今度!」

「そうなん?んじゃうちらで楽しんで来る!」



いたッ!

「カンナちゃん!!」

少し行くと階段でうずくまってるカンナちゃんがいた。