「ほんとだ…。ゃっぱウケルね?((」

「ぅん、ぅん。そだ、もといさ
カンナちゃん家行くんだったょね?((」


そう。もとを言うとカンナちゃんの家に
行く予定だったんだ~

今何してるとか目的さえもあやふやだ。

「そうだったね、てかカンナでいいょ?
カンナもゆうかって呼ぶから☆」

「うん!おっけい、カンナ。」

「あ、俺そろそろ行くね?あと、カンナの気持ちは
迷惑なだけだってコト。…分かった…ょね?」

石上くんが言う。さっきよりも少しだけ
冷たい口調だと感じだのは私だけじゃなかったみたい。


カンナだって感じてたみたいだ。


だって今にも泣きだしそうなんだ…

「迷惑って、そんな言い方…ッ」


涙目になるカンナ。

「だってこういう言い方しないとさ。
諦め付かないでしょ?」


「…ッでもお、私だってずっと、ずっと
隼人のコト好きだったんだも~ん…ぅうっえ」

そしてカンナの頬に涙が伝わった。


「カンナ~ねえ!大丈夫~??
泣かないでよお!」


必死で慰める。でも石上くんは
顔色一つ変えずカンナを見つめる。


別に憎いわけじゃない。けど信じられない…石上くんのことが


「ッ石上くんってそんな人じゃないと思ってた!
もうちょっと…ううん!すんごく、優しいかと思ってた!!!

なのに、なのにこんな言い方ないよっ!!」

気付いたら石上くんに怒鳴ってた。