お昼を食べながらも瀬川さんのマシンガントークは続いた
瀬川さんの年は29で32の梶さんとお付き合いしている。
本社は2駅西にあって、そっちに経済部があったり秘書課があったり
会議とかもそっちで、社長はほとんど本社にいるとか、
他3人の新入社員は営業部だとか
あとは会社とは全然関係ない話
瀬川さん、いや、桃花部長は明るくてお喋り好きで八重歯が可愛い人だった
「ご馳走様でしたっ
ありがとうございます!」
オフィスに戻ったあたし達
「いいえ♪
あたしは今から本社だから、
唯ちゃんは宮崎さんと午後も頑張ってね★」
手を降りながらエレベーターに乗り込んだ桃花部長を見送ってデスクへ向かう
「お帰り夏川さん。
午後はこの資料の整理をまかされてるから、一緒に処理していくよ?」
「はい、よろしくお願いします!」
あたしは癒し笑顔の宮崎さんと午後の資料処理を永遠とパソコンと向き合っていた

