本気の恋






今回の会議はお昼を挟み、
午後2時終了の予定が

新人の出席が多く、3時まで続いた。



夏川は自分の番で何度か噛んでいたのに少し笑ってしまったが、よくやっていた

目もちらちらあったがすぐに逸らされてしまい、なんだか気にくわない。




「お疲れさまでした」


次々に会議室を後にしていく社員。

夏川もちらっと振り返ったが、広田に声をかけられて出ていった。


「平沢社長?いつも1番に出ていくあなたが、まだ資料見つめて何してるの?」


怪しく笑いながら白木がといかけてくる


「たまにはゆっくりさせてくれ、」

お前のその目は、なんか見透かされそうで嫌だよ、



「そ?じゃあ…あ、これ渡しておくわ。

来月に中島コーポレーションとの打ち合わせの資料なんだけど、」


と二つ渡された。


「こっちはあたしが直に目を通したわ。
そっちは管理部に回して、整理してもらってね。


じゃ、お疲れさま。無理しないでね」


ポンと肩に触れて白木は出ていった。