「あ~!俺の事覚えてないなっ?!
同期の広田 悠真だよっ」
いちようぺこっとしながら近付いて行ったらまた男性が叫んだ
「あっ!!広田さんっ」
ぷーっとふくれる顔をした広田さんは宮崎さんとは違った意味で癒される
「営業の方って広田さんだったんですねっ
すみません!」
「まぁいーや、とりあえず駅行こっか♪」
横目で軽く睨みながらもファイルの入った紙袋を持ってくれた
「自分で持てますよ、」
「いーって」
ニカっと笑われて言い返せなくなったので有り難く持ってもらいあたし達は駅に向かった
駅は会社から5分くらいで、改札で切符を買おうと財布を出した時
「はい、」
「え!!」
広田さんが渡してきたのは本社までの往復切符だった
「今日の会議夏川さんと一緒だって知ってたから、朝買ってたんだ。
行くよ?」
そう言うと先に広田さんが切符を通して、改札を通って行く
「あの!何かすいませんっ」
してもらってばかりで顔も忘れてたし何だか罪悪感が芽生えるあたしに
勝手にしただけだから
とニコニコする広田さん
有り難く頂いておこう…
「ちょうど来たよ、乗るよ!」
「はいっ」
タイミング良く入って来た電車に乗りあたし達は本社へ向かった

