会議も終わり喫煙所で梶と終業の一服と愚痴会議



梶とは長い付き合いで、営業部長兼秘書というところだ



「社長、中島コーポレーションの件ですが」

「梶、その事はまた明日だ。
仕事を忘れて吸わせてくれ」

苦笑いで答えると梶も
恭介は、と笑う




30分程話していたが急に梶がはっと顔色を変えた

「どうした?」


「いや…今日は桃花と食事の約束をしていた事を忘れてたよ(汗)」


若干青くなる梶に笑える


「クスッ…またか、
もうこのまま上がって構わないぞ?」

梶が持つサブバッグを取り上げた


「いや!それは俺が戻すからっ

恭介は休める時に少しでも休んでおけよ!」



取り返そうと手を伸ばしてくるが俺の後ろに回してやった


「いーから。
今日は気分が良い、戻しておくよ。

それより3回目にもなると俺が悪いみたいじゃないか、早く瀬川のとこに行けよ」


「すまない…明日はB会議に恭介は出なくていいから!」

「じゃ、任せるぞ?」


梶は慌ててジャケットを羽織ると本社を出ていった



さてと、おれも会社に向かうか