あの頃、私は君に夢中でした【未完】



なっ……!

何でそんな大切な事をさらっと言えちゃうの……!?


「……黒田、」

「橋元!バイトいつ終わんの?」

「え……今始まったばっかだからまだ終わんな……」

「そっか!じゃあ待ってるな」


コンビニ弁当とミネラルウォーターだけを買った黒田はそう言い残し、雑誌コーナーに居座った。



…………何?


久しぶりに会えたのは嬉しい。けど―――こんな元気のない黒田は見たくなかった。いつもあんな………


『橋元っ!俺昨日ゲーム全クリした!!』

『はい!?明日テストだけど!?』

『………、え?』

『馬鹿なの!?あんた馬鹿なの!?てゆーか、馬鹿!』

『忘れてた~!橋元、とりあえずノート見せてみろ』

『うわっ最悪!』



――――あんなに、元気だった黒田はいない。