あの頃、私は君に夢中でした【未完】



『………』

いや、『あ』じゃないよ、今の私の心境。

有り得ないぐらい鼓動速いよ、これ。

どうすんの、どうすんの、これ――おい!突っ立ってるそこのお前!何なの!?

本当に何――――……



『………橋元…?』

『……く、黒田…?』


……知ってるって。
あなたの名前は知ってるYO!!


何でここにいるの!?
どうしてっ何で何で……



「久しぶりじゃねぇか!え、バイトしてんの?」

「そうだよ……」

「は?何その脱力たっぷりな顔は」

「色々あんだよ……」

「まぁ~何だか知らねぇけどさ?元気だせよ!」



忘れていた……こいつの性格を……。



――こいつ……黒田朋喜(くろだ ともき)は、中学時代の私の好きな人。



―――だった、ね?
過去形だよ?あくまでもね!?