『……ん』 『百合!もう放課後よ!』 『あ、うん。ありがと』 『今日もバイト?』 『ん……』 『あんた、ちょっと痩せた?バイト掛け持ちしてんだっけ?』 『3個だけだよ』 『十分だよ!身体には気を付けてね!?』 『澄佳が優しい……夢?』 『は!?どういう意味よ!?』 『あ、現実だ』 澄佳とは学校の門で別れてバイト先にそそくさと迎った。 ――もうその頃には夕日が傾き掛けてていた。