「早く起きなさい。学校に遅れるわよ。」
「えっ。もうそんな時間??」
新しい制服に腕を通してパンを一口かじり家を出た。
「あーもう、人だらけでこまるわあ」
早歩きで歩くこと早5分…
「ここか。」
きれいな校舎にたくさんの人が入っていく。
「えーっと、私は2年7組っと」
「この雑誌みた?」
「みたみた」
「このモデル、まじかわいくね?」
「分かるーでもこのこもかわいいよね」
「思ったーそれ」
茶色の髪をした女の子たち数名がさわいでいる。
なんか1人だけ浮いているようなきがする。
ここでもうまくいかないかも。
「はーあ」
私はため息をこぼした。

