4時間目のチャイムが鳴る。
もうお昼だ…
あ、弁当忘れた。
あーも最悪だよ、
「みんなごめん、弁当忘れた。」
「まじかよー、じゃ購買いこいこ」
4人で購買に向かう。
「パンパンっと」
「あ、」「あ、」
2人の声が重なった。
「ごめんなさい。ってらいたじゃん」
「おお、傷大丈夫か?」
「うん。」
心臓のばくばくが止まらない。
「これおごるから」
手に持っていたぱんを奪われた。
「いいよ、そんなの別に」
「よくない、俺がよくないの」
お金を払ったらいたが来る。
「はい、どうぞ」
「あ、ありがとう」
りんの呼ぶ声がきこえる。
振り向くと3人が立っていた。
「らいたやん、久しぶり」
「おう、元気してっか?」
「あたりまえでしょ☆」
「ってらいた、あいなと知り合い?」
「知り合いってか友達だもんな」
「えっ!?あ、うん…」
「なんや、知り合いやってんか」
「らいたはうちの幼馴染やねん。らいたも大阪からきたんよ」
「へーそうだったんだー」
幼馴染ってだけなのに
こんなにも胸がいたい。
もしかして
私は…
らいたのことが
すきなのかもしれない。