キミを信じる【完】

スンにつかまれたままの腕は振りほどこうともがいて、もう片方の手はスンの胸ぐらをつかむ。


そんな私の態度にスンがキレた。


「ふざけんなよ!お前さっきどんなことになってたか、ちゃんとわかってんのかよ!!」


私だってキレてるんだから、ひるまずに対抗して声を上げる。


「お前みたいにバカじゃないんだから、ちゃんとわかってるよ!今無事にここにいるんだから別にいいだろうが!」


私はキレると男並みの汚い口調になる。


「バカはお前だ!そんなことになっても学習しねーのかよ!!鍵も閉めないで男の家でシャワー入るなんて!」


スンが怒ってる原因は、夜中街をうろついて男達に追われたことでもなく、勝手にシャワーをつかおうとしたことでもなかった。