キミを信じる【完】

「お兄さんたちと遊んであげるから、私が遊び方を決めるの。シェアな条件ですよ。」


「わかった。じゃぁなにして遊びたいの?」


「かくれんぼ。」


「は?」


「私を見つけて!」


そう言って地面に飛び降りると、さっきまで立っていたビールケースを男達の方へ蹴って路地の中へ走った。


きっとこの路地のことは彼らよりも、遥かに私の方が詳しいはず。


逃げ切れる確信があっての行動だ。