キミを信じる【完】

3人の友達のひとりが、そのまま走った勢いで私の手をつかんでた男に飛び蹴り。


近くで見てお見事って思うほど奇麗なとび蹴りだった。


その感動で私の嘘泣きの涙もすっかりひいて、自分のケータイを自ら奪い返すと男を冷たい目で見た。


『ふんっ』って感じで嫌みったらしく。


そりゃ私を苛つかせたんだから、これぐらいの屈辱は味合わせないとね!


友達には『まったくもぅ!心配したんだからっ』って言われて、私はいっぱい謝った。


広く浅くの付き合いをする私でも、こうやって心配しくれる友達がいるんだって嬉しくなった。