キミを信じる【完】

スンが髪を乾かしてスーツに袖を通しているとき、私も着替える。


スンが私が居ても着替えたりすることに全く躊躇しないから、私も気にしないように強気な態度をとってみる。


一応壁側を向いて制服を脱いで私服に着替えた。


壁側を向けばスンが私の方を見ているかなんてわかんないから、恥ずかしくないって自分に言い聞かせられる。


私が着替えてる最中にもスンが準備をしてる音だけは聞こえるから、きっと私の着替えなんてスンは気にしてない。


「じゃぁね、キム。」


私の頭をポンポンと叩いてスンは家を出る。


もちろん家の鍵は持たずに、ついでにケータイも持たずに。