キミを信じる【完】

「痛っっ!!」


痛みで飛び上がるスン。


きっと今ので完全に眠気は飛んだだろう。


「キムはヒドいなぁ。そういうことしなきゃ可愛いのに。」


そういうことさらっと言うのはいつものこと。


「スンだって嫌みさえ言わなきゃモテるんじゃない?」


「俺はモテるよ。モテる俺を持ってるからね。」


『モテる俺』っていうのは、きっとモテる自分を演じてることだろう。


そんな作り物の自分を愛されて、どうして自慢できるのか私には理解出来ない。