キミを信じる【完】

抵抗しようと私の腕には力が入ったのに、スンの手によってそれは妨げられた。


やがてスンの顔が遠ざかるのと共に解放される私の唇。


何っすんの...よ!


動揺と怒りで叫びたかった声も出なかった。


「キスしてるときに声漏らすなんて可愛いね。」


まだ吐息の届く顔の距離で優しく笑いかけるスン。


褒め殺し...


そんな単語が脳裏をかすめた。