キミを信じる【完】

倒れた私の上に覆いかぶさるようにいるスン。


壊れそうな心臓を無視して私は冷静な女を演じる。


「なに?腕も足も痛いんだけど。」


「あと、心臓もでしょ?」


そう言って私の片腕を離したスンの手は私の胸を触ってきた。


そこには心臓がある。


鼓動を聞かれてしまうこととを恐れて...というよりは胸を触られて顔から火が出るように恥ずかしくなったから、自由になった私の手が今度はスンの手をつかんで胸から引き離す。