キミを信じる【完】

よく見渡してわかった。


テレビもテーブルも食器もなくて生活感は全くないけど。


ここはスンの家なんだって。


男の一人暮らしの家に私は初めて入ってしまったんだ。


「上がれば?」


靴を履いたままただ立ち尽くしてる私にスンが笑いながら声をかけてきた。


きっとどうすればいいのかわからない私をみて笑ってるんだ。


そう思うと、私は自分のスイッチを入れた。