キミを信じる【完】

「スン。ううん、晴。私は晴に出会って変われたよ。人を見る目が冷たくなくなったと思う。それに晴のことどうやって信じればいいのかわからなかったけど、信じる方法があるわけじゃないって気づけた。信じたいって思うかどうかが重要だよね。」


もう私の思考回路はいつのまにか落ち着いてた。


ちゃんと落ち着いて晴に話が出来てると思う。


「俺のこと信じたいって思ってる?」


「うん。思ってるよ。晴のこと信じたい。」


もう晴からの愛が偽りの愛だなんて思いたくない。


「じゃぁ、」


そう言って晴は私の顔と距離を縮めた。


私のペンダントと晴のペンダントをひとつの手のひらの中で重ねて握る。


冷たい金属がこすれる音がした。