キミを信じる【完】

言葉に詰まってる私を見かねたスンが口を開いた。


「とりあえずそこでストップ。次は俺の番。」


私の話はまだ終わってないのに、急に止められて固まる私。


「座って?」


スン意味もなく私の手をとって座るように言う。


グルグル回っていた思考回路を停止させて私は素直に従った。


掛け布団が折り畳まれて積み重なったソファーもどきに、私はボスッと音を立てて座り込んだ。


スンが目の前で私の目線に合わせてしゃがみ込むと、手を取ったまま話を始めてしまった。


「俺は上沢 晴(かみざわ はる)。」


晴...。


それがスンの本当の名前なんだ...。