キミを信じる【完】

狭い部屋の中、2人が立ったまま向き合って話してるこの光景は絶対他人から見たら不自然だと思う。


それでも一呼吸置いちゃったら私の話も止まっちゃいそうで、思いつき次第とりあえず言葉にしてスンに伝える。


「今の生活費とか食費とかは全部おばさんが面倒見てくれてるんだけど、いつか働けるようになったら返すの。」


なんか無駄に手が動く私。


上手くしゃべれてないぶん、ジェスチャーを頑張ってるんだけど、余計よくわからなくしてる気がする。


「あ、ちなみにうちのお母さんは実家帰って精神科通ってるんだけど、落ち着いたら正式に離婚届出すことになってて。お父さんも実家帰ってるんだけど、この前会ったら仕事クビになったみたいで。」


あぁ、もうなに話したいんだかもわからなくなってきた。


次はなに言えばいいのかな...。