キミを信じる【完】

帰り道はお互いあまり話さずに歩き続けた。


スンの家につく頃には外の冷たい空気が身体中にまとわりついてた。


温かいのはずっと繋がれていた手と火照っていた頬。


家のドアにスンが手をかけると、鍵を開けることなく開くドア。


スンが開けてくれたドアに私が入る。


スンも家に入ると内側から鍵をかけた。


今でもスンは鍵をかけない。


でも私が家の中にいるときだけは鍵をかける。


私のことは心配してくれるの。