キミを信じる【完】

駅に向かっていたスンの足がスンの家にと向き直す。


「時間に余裕があるなら、今夜はゆっくり話でもしようか。」


バイトに行く前に起きた出来事について、私もスンにちゃんと話をしようと思ってた。


私の家族のことと、スンのことが好きだってこと。


そんな私の気持ちを察してか、スンが先に話をふってくれた。


「う、ん。私もスンに聞いてほしいことあるから。」


「そっか。そりゃ楽しみだ。」


...楽しみなことなんかじゃないよ。


だって既に私は緊張し始めてるんだもん。


家族のこと人に話すの初めてだし。


偽れる愛をくれるスンに本当の愛をちょうだいなんて言えるかな...。