キミを信じる【完】

「おはよう!」


「わっ!!!!」


急に声をかけられて心臓が飛び出るかと思った。


そんな心臓を押さえつつ、はだけた胸元のYシャツをつかむ。


目の前を通りかかって挨拶してくれたのは、ホールの仕事を教えてくれてる女性。


手にはドリンクバーに置くスティックの砂糖やミルクなどを持っていた。


きっと倉庫に備品を取りに行ってたところなんだろう。


「ごめん、そんなに驚かれるとは思ってなくて。」


「い、いえ!大丈夫です。おはようございます。」


「早く着替えてタイムカード押さないと遅刻になるわよー。」


明らかに不審なほどに焦りまくる私なんて気にしないで、備品を運んで行った。