キミを信じる【完】

慌てて鞄から小さな鏡を取り出すと、思っていたよりは赤くない顔が映し出される。


よかったと、胸を撫で下ろしたのもつかの間。


ボタンが開けられて乱れたYシャツから、赤くなった印が見えた。


えっ!?


キスマーク、付けられてるっ!


なんでこんなとこに?


あ、でも首に付けられたら学校とかバイトとかで見えちゃうから、ここでよかったけど...、いや、そうじゃなくてっ。


頭の中がグルグルしてて整理がつかない。