キミを信じる【完】

私の手がスンの胸を押そうとしても、その手はすぐつかまれる。


スンの片手が私の身体をなぞって行くから、私のつかまれてないほうの手は、そんなスンの手を追いかける。


やがて手首をつかまれていた方の手はいつのまにか指同士を絡ませてた。


スンが顔を傾けながら私の舌に舌を絡ませる。


一度引いても、また次から次へと。


なんか海の中に浸かって、どんどん深海の方まで沈んで、溺れてくような感覚に陥った。


沈んでいく感覚とは裏腹に、身体の下のほうからどんどんこみ上げてくる熱。


呼吸が乱れながら私はスンの色に染まっていく気がした。


どうしよう。


スンが好きでたまらない。