キミを信じる【完】

ー電車で寝たふりをして隣の人の肩に頭をのせてみるー


お兄さんは迷惑そうな顔をして、どうにか私の顔が反対側へと行かないかと肩をちょこちょこと動かす。


私が1度起きたふりをして頭を上げると、睨んできた。


そのあとまたうたた寝するふりをして、今度は逆のおじさんの肩に頭をのせて寝たふりをしてみる。


最初は驚いたおじさんも、そのうちにこにこと私の寝顔をちょこちょこと覗いてきた。