キミを信じる【完】

「だってキム、困ってたでしょ?」


「私なにも頼んでないよ!見ず知らずの人にお金渡すなんて、どういう神経してんの!!」


「見ず知らずって、確かに初対面だけど、あの人キムのお父さんなんでしょ?」


なんでそんなこと知ってるの...。


知られたくなかった。


恥ずかしいよ。


「ごめん。キムのバイト先に一緒に行こうと思って校門前で待ってたら、先に声かけてた男の人がいたから様子見てたんだ。」


周りの視線が気になって顔を伏せてたから、その視線の中にスンがいたなんて全然気づかなかった。


なんだ。


全部見られてたんだ...。