キミを信じる【完】

鞄の中からケータイを出して時間を確認すると、じゃぁねって言ってお父さんに背中を向けた。


「おいっ。」


肩にかけてた鞄を引っ張られて1歩後ろに下がる。


振り返ると、私の手から奪われた鞄はお父さんにあさられてた。


「ちょっと!なにしてるの!?」


お父さんから鞄を取り返そうとしてわかった。


この人、お酒飲んでる。


なんで今まで気づかなかったんだろう。


お酒のにおいに顔をしかめたら、その隙に私の鞄は真っ逆さまにされた。