キミを信じる【完】

それなのに私の前を歩くスンはドンドン奥に入っていく。


「どこまで行くの?」


「テラスまで。」


「えっ?寒くない?」


「大丈夫だよ。」


ガラス張りのドアを開けてテラスに行くと、やっぱり涼しくて他のお客さんもいなかった。


テラスの椅子に座ると、短いスカートから靴下までの素足が冷たい椅子に触れてヒヤッとする。


「じゃじゃーん。」


私がテラスの椅子にゆっくり座ってる間に、スンはさっき買ったブランケットを取り出した。


「わざわざこんなとこまでついてきてくれてありがとう。」


そう言ってスンは私をブランケットで包んだ。