キミを信じる【完】

ハッと気づくと、同じく下校する生徒がみんなこっちを見てる気がする。


そりゃ校門前でナンパされてたら、みんな見るわな。


「ちょっと!冗談はやめてよ、お兄ちゃん!!」


とっさに演じて、その場の雰囲気は『なんだ兄妹か』と誤解は溶けたと思う。


了承も得ずに慌てて助手席に座りこんだ。


「お兄ちゃんって...くくくく。」


運転席に座ってたスンはめっちゃくちゃ笑い転げてる。


こんな笑顔、ありのままのスンでも見せてくれるんだなぁ。