キミを信じる【完】

「あの人、あのままでよかったの?」


「?」


「もしかしたら、あの人が今から警察に行くかもしれないよ?そしたらまたスンが捕まっちゃうかもしれないじゃん!」


状況を把握して私が真っ先に考えたのは、スンの心配だった。


そんな焦る私の顔を見てスンは吹き出して笑い出した。


「ちょっ!!人が心配してるのに笑うなんて!失礼この上ないからーー!」


心配して損した。


なんかこっちが恥ずかしくなってきた。


笑い終わったスンは私の顔に触れてきた。


なにこの展開?


過去に逮捕歴がありましたって重い話していたのに、私が心配したら笑われるし、笑い終わったと思ったらじゃれてくるし...。