キミを信じる【完】

スンは私に紙を手渡した。


そこには新聞の切り抜きやネットのニュースを印刷したものが、たくさん貼ってある。


すべて同じような事が書かれた記事。


それは詐欺容疑で逮捕された若い男のことが書かれていた。


「詐欺師だったんだ、俺。そこまで大きくは取り上げられなかったのに、逮捕されたときの記事をよくもそこまで集めたよな。」


スンって、詐欺師だったんだ...。


不思議とスンの言葉はすんなりと受け入れられた。


きっと今までスンの事を全然知らない0からの情報だったから、どんな過去があっても私はそうなんだと素直に受け入れられたのだろう。