キミを信じる【完】

私のことを何も知らないスンが、そこまで私のことを心配してくれてたなんて。


自分勝手に怒ってるスンにムカついてたのに、そう思ってた私が一番自分勝手だったんだ。


だから抱きついてきたスンの腕をほどこうとは思わなかった。


スンの腕の中はとても温かくて、少しずつ落ち着いていく。


だんだん溢れてた涙も治まってきて、私もスンの背中に手を回す。


きっとこんな状況、昨日じゃ考えられないね。


これでスンのことを信じられるようになったわけじゃない。


これでスンと恋人同士になったわけじゃない。


でも、もうスンのことシカトしたりしないから。


もう夜街を1人で歩いたりしないから。


だから...


「またこの家に来てもいい?」