キミを信じる【完】

「まずは、ごめんね。俺も自分を失ってた。」


話ながらゆっくり1歩前に出るスン。


「店の前でキムを見たとき、本当に驚いたんだ。あの男達、うちの店にもたまにくるけど、手癖が悪いことで女の子たちも困ってたから、すごく心配したんだ。」


また1歩前進してきた。


「あのあとすぐにキムのこと探しに行ったんだけど、見つからなくて。家に帰ってきたらキムがいたから安心したんだ。」


そんな...。


心配して探してくれてたなんて...。


知らなかった。


我慢してた力が抜けて涙がこぼれた。