キミを信じる【完】

それからもスンからの連絡は途絶えたまま。


今まではスンからの連絡がくるからスンの姿を思い出すんだって思ってた。


今はもうスンの連絡はきてないのに、それでもスンの姿を思い出す時間は減らなかった。


むしろ鳴らないケータイを見つめてたりする自分がいる。


ちょっと自分自身、なにを考えてるんだかよくわからない。


だって、いつのまにか足がスンの家に向かってるんだもん。


この時間はきっとスンは寝てる。


私がそっと家に入っても、スンは絶対に起きる。


だったら、スンが仕事でいない夜にくればいいんだ。


そう思って家に帰る道を歩く。


本当に私は何を考えてるのかと自己嫌悪に陥った。