傷口に舌を




琉がいたのは、アクセサリーコーナー。


「これとか似合いそうだね。」


琉が指差したのは、可愛いお花のネックレス。


「そう?」


琉がそんなこと言ってくれたのが、なんだかこそばゆい。


「うん。ほら、似合う。」