「風邪移さないでね?」


そう言って琉の布団に入る。


ぎゅっと琉の腕の中に包み込まれて、なんか私が暖められてるみたい。


「珠妃落ち着く…。」


耳元で聞こえた琉の声に体が熱くなった。


「薬飲んだ?」