サクラサクコロ


あたしと土方副長が部屋に入ると
もうみんな集まっていた

「あっ、副長、日向、おはよう♪
ってか遅いんだよ
もう腹へって死にそう~」

藤堂さんが待ってましたと言わんばかり

「みなさんおはようございます
遅れてすみません」

あたしが頭を下げると

「こいつ、なかなか起きねぇんだよ」

土方副長がまた機嫌わるい

「それはそうでしょう
昨日はいろいろとありましたからね」

山南総長はやっぱり優しいや

「でもいいよなぁ
日向の寝顔が拝めるなんてよ」

原田さんが羨ましいと言っている
あたしの寝顔は誰にも見せたくないんだけどね

「そんなことはいいからさぁ
二人とも早く座って
食べましょうよぉ」

沖田さんがあたしと副長を座らせる

みんな揃って朝ごはんだぁ
懐かしいなあ
あたしなんかいっつも母さんと二人っきり



そういえば母さんは今ごろどうしてるかな
きっと心配してるよね

「おい、佐倉」


「はい?」

急に隣の斎藤さんに話しかけられた

「案ずるな
今は朝飯を食べることに集中しろ
なにも心配することはない」

斎藤さんはそれだけ言うと
また黙々と朝ごはんを食べ始めた

あたしが暗い顔してたのを
きにかけてくれてたのかな?