「あのね、あたしっ…」 「そういえばっ!!」 麗奈の声を遮った。 聞きたくない… 「麗奈が好きなケーキあんだ。姉ちゃんの分だったんだけど、今日は帰ってこないらしいから。」 「あ、そう…でねっ!!」 やっぱり話を続ける麗奈。