空気が重くなる。
「…どうか、した?」
いつもと違う。
なんだか一瞬暗くなった庵が気になって逆に声をかけたくなった。
「……さく、ら?」
「な…に…?」
「もしかして、…」
……あ、れ………さっきより顔近い…
…えっ………、
口に触れそう……
でも、
キス………されても………
「庵、何やってんの?」
さっきとは違う重さを感じた。
うっすら視界に入る人影……緑?
「…緑、来ちゃったの?」
「何、その嫌がる感じ」
「いやその通りだけど」
「いつからそんな嫌味なやつになったのさ!」
………////////////。
私、今………なんて思った……?
な、に、考え…てるの?
…ほんとどうか、しちゃってる…。
まさか、自分が………。
まだ、始まりにすぎなかった。
