だけど聞いて、

私は悪くないのよ。




何も不自由はなかったはずよ。


誰の目にも触れないように、
私の部屋で大切にしてあげてたもの。





とにかく、不慮の事故よ。




私は悪くないのよ。





むしろ、哀れんでほしいくらいだわ。






大事なめがねをまた失ったんだから。