「あ、藍おかえりー



 旭谷先生どうだった?」





ジュースを買いに行ってた
立夏はムホムホするあたしを
見て「その様子では何かあった」
とニヤッと笑った



「そ!ありまひた」

「何ー?」

「頭ポスンされた挙句
 あの先生の悪戯笑顔
 でSっ気を味わってしまった」





ニマッとするあたしを見て
あんたは幸せもんねーと
立夏は笑いながら
ぐぅぐぅ眠る湊の横の椅子に
腰を下ろした