「そんなんだぁ…なんかごめんね…」
「全然だよ♪ゲームして美麗を待ってるほうがいいし♪」
そう言ってまたゲームに集中する赤田君。

「赤田君…」
「なに?」
「…高杉君たちっていつ帰ってくるの?」
「さぁ?そのうち帰ってくるんじゃない?」
「そっかぁ…」
(絶対適当に答えてる…)
そう思いながら
長い沈黙。

「なぁ…美麗」
「なに?」
「…美麗ってさ…好きなやつ…いんの?」
「…ぃなぃ?かなぁ…」
「そっか」