「だ…大丈夫?ごめんね、海。」 「…や、俺は平気。」 平静を装ったけど、逆の意味で平気じゃねぇ!! しかも…心なしか、夏空の顔、赤い気ぃするし… それって少しは俺のこと『男』って意識してくれてるってこと? なんて…俺の気のせいかもだけど… 『次は~〇〇~』 そんなことを思っていると、もうすぐ俺達が降りる駅に着く頃になっていた。 夏空といると時間が早く経つな…