「ふぅ~ん…まぁいいけど。」 本当は嬉しいくせにクールを装う俺。 何カッコつけてんだか… 「本当に!?ありがとう~!!」 だけど純粋な笑顔を向けてくる夏空を見てると、そんな自分がバカバカしくなってくる。 「で、どこ行く気?」 「ん~…決めてないけど。繁華街をブラブラする。」 あの後、学校を出た俺達は只今駅に向かっている途中。 てゆうか、繁華街ブラブラって… マジで付き合ってるみたいじゃん… 俺的には嬉しいけど。