牧原「じゃあ今かなり悪い事した?」

増田「大丈夫だよ
記憶が戻るかも知れないしもしかしたら女性恐怖症も治るかもな」


中央広場

仙次「ハァ、なんで急に触ってくんだよ…あいつ」

「お前…噂の転校生か?」
仙次が右を見ると
弁当を持った霊が立っていた

霊「横いいか?」

仙次「ああ」

霊がパカッと弁当を開ける
霊「げ、グリンピースはいってる」

仙次「………」

霊「なぁ……小耳に挟んだんだが………
お前、記憶喪失なんだろ?」

仙次「………あぁ……
5年前……な」

霊「…………5年前……か……………すまなかったな辛いこと聞いて……」

そう言うと霊は弁当を開けたのにも関わらず
また弁当を閉め立ち上がった

仙次「おい」

霊が振り返る

仙次「……名前……まだ聞いてないんだが……」

霊が少し笑った

霊「霊……そう覚えといてくれ」

仙次「霊……か
霊、グリンピース……残すなよ」

霊「ほっとけ」

霊はその場を後にした